株式会社オカムラ食品工業様の全面的協力を得て、ベトナムからの技能実習生１２名を対象にした日本語教室を生徒が企画、運営した。

　同社を会場として行われたこの勉強会に向けて、日常使われる表現の中から、挨拶を中心にキネステテックラーニングの手法を取り入れながら、生徒がテキストを自作。テキストには日本語と絵のほかにベトナム語が併記されている。作成にあたっては、本県滞在が長い実習生からニーズを聞き取ったり、ベトナム語の監修をいただきながら完成度を高め、第2版を用いて実施。スキットを演じて具体例を示したり、講座の前後に行った小テストで理解度の伸長を図ったりするなどの工夫がなされ、１０月の第２回にもつながる内容であった。

　当日は技能実習生の管理団体（２団体）の視察もあり、適度な緊張感を持ちながらも、温かい雰囲気で、1時間半の講座を終えた。

　生徒は今回の講座終了後すぐにReviewを行い、より現実に即した内容、効率的な時間配分等の検討を始めている。言語習得の理論も盛り込みながら、「使いながら学習する」スタイルを尊重している。

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　なお、実施後、管理団体様（茨木県）よりマレー語を母国語とする技能実習生への日本語教室開催の打診も受けている。

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　同社の成田様、和田様のいつも変わらぬ親切なご協力に本当に感謝しております。ありがとうございます。